拝啓 創作に疲れたけど辞められない僕へ
どうも、お久しぶりです。久保です。
さて、前置きはないものとして本題に行きましょう。まあ、言ってしまえば今年の総括とか、僕のこれからの同人とか。
2019年、本当に色々あったなと思わずにはいられません。まさか東京行くなんてね。正直一ミリも思ってなかったぞ僕は。2020年の1月下旬には都民らしいですよ僕。信じらんねえ。
2018年の夏コミが終わった際、僕は「小説で誰も行ったことがない(と思われる)壁サークルになる」と宣言しました。ですが2019年中には行けそうになかったです。
悔しい。死ぬほど悔しい。いろんな人から支えてもらって助けてもらって、それでもまだ届かなかった。これが、皆さんにも申し訳ないし何より自分が不甲斐ない。才能に恵まれなかったことを、これほど恨めしく思ったのは多分人生で三回目くらい。
で、まあアホみたいに駆け抜けた2019年なんですが正直今死ぬほど疲れています。ぶっちゃけ足に力あんまりこもってない。足の疲れが正直やばい。そりゃ東京全日程ドクターマーチンだとそうなるわな。
疲れた、とにかく疲れた。冬コミ2日目終わったその日は「まあ正直しばらく即売会はいいかな、俺。」なんて思ってたんですけどね。実際、馬鹿みたいにお金使ったし時間かかったし体力も使ったたし。
で、まあ来年も書き続けるわけではあるんですけどね。
辞め時を完全に見失ったってやつですねこれ。楽しいですし、その反響をもらった時はもう天にも昇るというか、自分の頑張ったことって無駄じゃなかったんだなって。そう思えるようになりました。
僕は12月30日に東京を去ったわけなのですが、新幹線でふと自分の出した合同誌取り出して、ぺらぺらと捲って、そこでやっと自分はここまで出せたんだなって実感が降ってきましたね。絵師さんや売り子さんへの報酬支払とかしているときは普通の仕事のテンションでやっていたせいか実感に薄かったですし、あの瞬間やっと終わったという実感で泣いてしまいました。一年越しの書きたい本を出せたことに、遅まきながら涙してしまいました。あと新幹線内で隣に座ってたお兄さん、なんか急にぐすぐす泣いてしまってごめんな。赦して。こんどまた隣になったらプレモル一缶くらい奢るからさ。
ここまで読んでしまった聡明な読者の皆さんはもうお気づきかと思いますが、ぶっちゃけこれタイトル詐欺です。ごめんて。前向きな内容だよこれ。
来年もいろいろ書いたり主催したりしようと思います。
壁に行けるかどうかは正直不安ですし行けない確率のほうがはるかに高いんですけども、それでも書きたいものがまだあって、僕がそれを書けるのであれば、書ける限り書いていこうと思います。その結果誰かに何か届いたら、僕はきっと世界で一番幸せな創作者になれるんじゃないかな、なんて思います。壁に行けるかどうかは、また別の話としてね。
だからみんな、来年も僕に翼を貸してくれよな!
そんなわけで、来年も何卒ていうくふぁい部と僕と久保を、よろしくお願いします。
よいお年を!