これからバイトの話をしよう 6
はいどうもこんにちは。お久しぶりの久保です。
今回は塾講師について書いて行こうかと思います。
言うまでもありませんが、この話も飽くまで僕の個人的な経験です。全ての塾講師バイトや塾関連が同じような状況であることを保証するものではありませんし、バイトと正社員とでは全く異なる、と言う場合もあり得ます。ですので、一つの噂程度の認識で捉えていただけると幸いです。
ちなみに塾は、非常に大雑把に大きく2パターンに分かれるんじゃないか。と僕は思っております。
A:親御さん「我が子を是非県内トップ高校へ合格できるようにお願いします!」
B:親御さん「正直ヤバい我が子をなんとかしてくれ!」
この二つです。ちなみに僕がバイトしていた塾は、どちらかと言えばBでした。もし塾でバイトするなら、事前にその塾がどちらなのかを把握しておくことをお勧めします。
また、一つの塾の中でABを兼ねており、成績によってクラス分けをすることで可能としている場合もあります。ただこう言った場合は大手塾で「講師は全員社員です!」と言った旨をウリにしている場合が多いので、多分そういった塾で講師や先生としてどうのこうのって言うのはないと思います。
で、詳細行きますね。
結論から申し上げるなら、
悪いことは言わん、やめておけ。
これに尽きます。
勿論人によっての相性もありますが、何よりも割に合いませんでした。
ネットでも時折話題にされていますが、働く時間と給料が見合ってない。みたいなことがありますね。
具に書くと機密を漏らした等で大変なことになりかねないのと便宜上ざっくりとした数字を使うとすれば、以下のようになります。
バイトの準備(会社が持っている部屋ではなく図書館等の公共施設の一室を借りる場合、働き始めるより早くその場所に行って机の並び替え等の準備を要します)によって時給が出る大体一時間くらい前から家を出ることもままありますが、給料は出ません。
その理由は単純で、時給じゃなくて「一コマ」単位での給料になるんです。要は生徒に教えている時間以外は働いていてもお金出さんよ。ってことですね。
なんで準備と後片付けに30分かかると考えて、一日三コマと仮定すると計算するとこうなるわけです。
ちなみに、一コマは50分+休憩10分=60分と言う解釈でお願いします。
30分(準備)+3時間(三コマ)+30分(片付け)=4時間
ってなるわけですね。余談ですが行き帰りで30分かかるとすれば、計5時間かかるって計算ですね。
でも給料は三時間働いた分ですよ。自分の時間五時間費やして。
これなら世間で安いと評判のコンビニ(時給は低めに見積もって700円とする)のほうがわりに合うと思います。家から五分位のコンビニがあれば、たとえどれだけ安いと言われてても一応働いた分貰える(サービス残業等はこの限りではない)わけですから。
塾が一コマ1000円としても3000円。コンビニは3500円位もらえるって計算になりますんで、塾講師は本当にやめておいたほうがいいと思います。
また、これは一コマ換算での塾の場合です。ちゃんと準備の時間から計算してくれる時給換算の塾もあると思いますから、もし塾講師のバイトしといと思うのであれば、そこんトコロしっかりと見ておきましょう。モチベーションにもつながる深刻な問題になります。
そんなわけで、いつもの行こうと思います。
Q:繁忙期はいつ?
A:特になかった気がします。ただ、曜日固定とか容易にメンバー変更ができないから急な用事が発生した際とかは休ませてもらえない可能性もあります。ですので、忙しく生活したい人はやめておきましょう。
Q:ぶっちゃけ大変?
A:めっちゃ大変。
肉体労働は少ないんですが、人に物教えるってこんなに難しいのかと驚きます。特に前述した塾で言えばBのタイプである場合、生徒がそもそも勉強に対して全く危機感や関心を抱いていないパターンもあるので
久保「ここは△△で…」
生徒「なにそれ」
久保「ファッ!? それ去年習った内容やで!」
生徒「なんか聞いたことある気がするけど覚えてないしよくわからん」
久保(そりゃ今やってる発展系の□□もわからんわな……)
という事態も稀によくあります。
なので、Bの場合はとにかく根気が求められると思います。分かるまであの手この手で創意工夫しながら、どうにかして理解してもらおうと粘る姿勢が大事だと思います。
Q:時給は?
A:ごめんなさい、少し昔の話なので覚えてないです。多分一コマ800~900円くらいだった記憶がないではないです。曖昧で申し訳ないです。
Q:お前さっきから大変なことしか書いてないけど何かいいことなかったの?
A:僕は小学生と中学生を教えていたんで、あの年代特有の若さが間近にあったというのは良かったと思います。
ただ、あの年代特有の腹立たしさもあるんでお気を付けください。
Q:このバイトするうえで大切なことは?
A:根気。あととにかく怒らないことーーと書けば語弊があるんで補足すると、宿題してこなかったこと等に対して怒ることは必要です。ですが感情的に怒鳴りつけたりすると生徒も授業の出鼻が挫かれるわけですから、怒るというより諭すことを心がけましょう。
あと、Bタイプの塾であった場合はとにかくわかりやすく説明しましょう。「そんくらいわかっとるわ」と言われること覚悟で、噛み砕きまくって説明しましょう。
以下、まとめ
・割に合わない可能性高いから、事前の調査はしっかりと。
これに尽きますね。
ではまた